- 2009/12/30 2:39 pm
- その他
S.T.A.L.K.E.R.シリーズはA-Lifeと呼ばれる生態系シミュレータ機能が一つのセールスポイントになっています。これは簡単にいえばOblivionのRadiant AIのように自分以外のNPCが自発的にあんなことやこんなことを勝手に繰り広げるというシステムです。
ただ、一作目のShadow of Chernobylではその構想が壮大すぎたことと、単純に生態系をシミュレートしても、ゲームとしては面白くならないということで、開発が途中で無限延期になってしまうほど難航しました。しかし、発売予定から4年程度の年月を経て、バグを大量に残しつつ、中途半端なA-Lifeを搭載しながらも最終的に発売に至りました。
そんなわけで、当時はどう考えても面白くなさそうなゲームになるだろうと私は思っていましたが、実際にプレイしてみるとチェルノブイリの退廃的な雰囲気がとにかく素晴らしく、ついついプレイしてしまうユニークなゲームでした。
そろそろ疲れてきたので本題に入りますが、二作目であるClearSkyではその中途半端に終わったA-Lifeシステムを一歩進めてFaction warという要素が実装されています。これは組織間の抗争を実現するもので、プレイヤーはある組織に所属して敵を倒したり、組織の要所を奪ったりすることで自分の組織の力を強くするというものです。
試しにDutyという組織に所属してみましたが、アイテムが沢山もらえて嬉しいです。ただFreedomという最大の規模を持つ組織と敵対関係になってしまうので全然嬉しくないです。
この画面では自分と各組織の友好・敵対関係を知ることができます。これは前作では可視化されてなかったので、今作では進歩しています。
また、プレイヤーが所属できる組織には敵対組織が一つ設定されており、この画面ではその組織との力関係や、要所をどちらの組織が保持しているのかという情報を閲覧することができます。
新作の評判は、前作に比べて一般的には低いようなので不安を抱えつつの購入でしたが、新要素が予想していたより機能しており、また、2年ぶりのプレイになるので新鮮な気持ちで遊べています。このシリーズは本当にイディーカムニエーですね。
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