- 2011/04/13 10:42 pm
- Dragon Age 2
物語は主人公が住んでいた街が襲われて、他の街に逃げるというシーンから始まります。上の写真のように逃げた先の街は怪しげな像が沢山あって嫌な感じがいっぱいです。
その予想通り、到着した先ではあんなことやこんなことにまきこまれますが、その辺は省略して、主人公のお酒の飲みっぷりについて話そうと思います。
最近のゲームは3Dになって、2Dでは表現できなかった様々なことが表現できるようになりました。この技術進歩はゲーム開発者の腕の見せ所でもあります。
例えば、FPSではトイレの汚さがゲームの完成度の高さに比例するとはよく言われることです。2Dと比べて3次元で汚らわしい感じを表現できるようになりました。そのような、一般ユーザにはどうでもよさそうなことを真剣に作り込むというのは、ゲーム全体の品質が高いレベルで作られている可能性が高いということです。まぁ、もちろん開発者がトイレ好きな可能性というのも残ってはいます。
同様に、RPGでは酒場の作り込みがゲームの完成度の高さに比例すると私は思っています。酒場の雰囲気をよく出すためには主人公や周りのキャラのおっさんくささを表現する必要がありますし、酒の飲みっぷりの豪快さやへべれけっぷり、場末な雰囲気をどれだけ再現するか、ここがRPGの出来を左右する肝になってきます。
そういった点では、Dragon Age 2は酒場の表現力については今一歩という感想です。The Witcherと比べると作りの甘さが目立ちます。まぁ、これはDragon Age 3へと続く壮大な酒場物語への伏線だろうということで、そんな感じです。
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- Dragon Age 2 レビュー - とべログ より